トラブルQ&A

相続放棄の申述について詳しく教えてください
質問番号403
カテゴリ相続 > 相続
2013年10月10日
question
私の父が亡くなったので、兄から遺産分割協議書に実印をおしてくれといわれました。それによると遺産はすべて、母と兄とが相続し、私と妹には何もあげるものは無いというのです。
家業は兄が継いで、母は兄が面倒見るから、かわりに私と妹は財産放棄をしてくれというのです。
私も妹も異存はないのですが、遺産分割協議書に実印を押すだけでよいのでしょうか。
家庭裁判所へ相続放棄の申述もしておいたほうが良いという人もいるのですが。
answer
結論からいえば、お父さんの死後三ヵ月以内に相続放棄申述書を家庭裁判所へ提出して、相続放棄申述受理証明書をもらっておかれるのが安全です。
相続放棄とは、この場合でいえば、お父さんが亡くなったことを知った時から三ヵ月以内に、「お父さんの財産は資産も負債も一切相続しない」と家庭裁判所へ書面で申し出ることです。
但し、それまでにお父さんの財産を少しでも処分した場合は認められません。
相続人の間であれば記載内容は「相続を放棄すると」と書くだけでもよいのですが、お父さん(被相続人)の債権者に対しては効力が無いのです。
だから被相続人の債権者に相続放棄の効果を主張するためには、必ず家庭裁判所へ相続放棄の申述をして、相続放棄申述受理証明書をもらっておくことです。
例えば、お父さんが生前誰かの借金の保証人になっていて、お父さんの死後何年もたってから債権者が保証人に請求してきたような時です。このような場合は、相続放棄申述受理証明書さえ債権者に提出すれば、支払わなくてもすみます。
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