トラブルQ&A

離婚しないで済む方法を教えてください
質問番号409
カテゴリ男女トラブル > 離婚
2013年11月07日
question
浮気をしていた夫(証拠はありませんが、怪しいメールがあります。)から、離婚をしたいと言われました。
まだ、子供も幼稚園に通っている状況ですので、私は離婚をしたくありません。
私は、離婚をしないためには、どうすればいいですか。
answer
夫婦の一方が離婚を申し出ても他方がこれに応じなければ離婚は成立しません。他方の意に反しても離婚を強制するためには、

①不貞(配偶者のある者が、自由な意思に基づいて配偶者以外の者と性的関係を結ぶこと)
②悪意の遺棄(正当な理由なく同居協力扶助の義務を果たさないこと)
③3年以上の生死不明
④強度の精神病で回復の見込みがない
⑤婚姻を継続しがたい重大な事由

のいずれかに該当する事情が必要です。
本件でも、相談者にこれらに該当する事情がなければ、夫がいくら離婚したいと言ってきても離婚は認められません。
ですから、相談者は離婚に応じないと主張しておけばよいことになります。もっとも、夫が離婚したいと申し出たことの意味は重大です。
破綻の危機に瀕した夫婦関係を修復していくためには、離婚したくないという気持ちを伝えるだけでなく、これまでの夫婦の問題点と真摯に向き合い、改善に向けて努力し続けることが必要です。これを怠れば、離婚したいと申し出た夫とはいずれ別居となり、その期間が長期に及ぶと、結果的に上記⑤の「婚姻を継続しがたい重大な事由」に該当するとされて、離婚が認められることにもなりかねません。

ところで、夫婦の修復には役立たないかもしれませんが、夫が浮気をしている客観的な証拠を確保できた場合は、夫は妻である相談者に対する関係で信頼関係を裏切った有責配偶者となりますので、別居が多少続いたとしても、夫からの離婚請求は、信義則に反して認められません。
お子さんが幼少であれば少なくとも10年以上別居状態が続かなければ離婚は認められません。何を重視するかによって、離婚を申し出てきた夫に対する対応の仕方は変わってきますので、これが正しい、という決まった方策はありませんが、自分とお子さんにとって一番なにが大切か、どうすれば離婚による影響を最小限に抑えられるかを、専門家ともよく相談して決めていくことが大切です。
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