トラブルQ&A

遺産の分け方の指定をしたい
質問番号479
カテゴリ相続 > 相続
2014年02月28日
question
高齢の母は、面倒をみている長女である私に遺産の多くを相続させたいと望んでいます。
既に父は亡くなっており、兄弟は弟だけです。

母親の希望する遺産相続はできますか。
answer
あなたの場合、相続人は長女であるあなたと弟さんの2人です。
母親の遺言がない限り、母親の遺産は、あなたと弟さんが2分の1ずつ取得することになります。
遺言によらずにあなたが2分の1を超えて遺産を取得するのは、母親の死後に弟さんが承諾するか、また、あなたが母親の財産を増大させたなどの事情がない限りはできません。

母親に相続割合を指定する遺言書を作成してもらいましょう。
書面によらない遺言の方法もありますが、急に死期が迫って書面を作成する時間がないことや証人が3人いることなどの要件が必要で、ほとんど使われません。

遺言書を作成する場合、自筆で作成してもいいのですが、法律で決められた方式を守っていないと遺言は無効になってしまいます。
さらに、改ざんという危険もあるので、公正証書遺言の方が確実です。

なお、遺言をするには、遺言の内容を理解する能力が必要です。
認知症の進んだ高齢者に遺言書を書かせても無効となってしまうおそれがあります。
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