トラブルQ&A

愛犬のリードの不具合から生じたケガの責任は?
質問番号573
カテゴリペット > 加害
2014年05月14日
question
愛犬(中型犬)と散歩していたところ前方からきた大型犬に驚き、いきなり走り出し向かっていきました。
危ないと思った私は買ったばかりのリードについていたブレーキボタンを押しましたが、まったく効き目はなくリードは伸びきってしまいました。

大型犬の飼い主はとっさの判断で、犬を引いていた綱を引いたところ勢いあまって側溝に落ちてしまい、足の骨を折るケガをしてしまいました。
大型犬の飼い主から損害賠償を求められていますが、私は払わなければならないのでしょうか?
answer
このケースでは、ブレーキが効かなかった原因が、リード自体の欠陥によるものか、飼い主の誤使用によるものかで、結論が変わってくると考えます。

民法では、動物の占有者は、その動物が他人に加えた損害を賠償する責任を負います(717条1項本文)。
リードの誤使用が原因で、ブレーキが効かなかったのであれば、あなたは、大型犬の飼い主の損害を賠償しなければならないでしょう。

一方、リード自体に欠陥があり、その結果、ブレーキが効かなかったのであれば、製造業者の責任が問題となります(製造物責任法3条)。
この場合、あなたに責任はありませんので(民法717条1項但書)、大型犬の飼い主の損害を賠償する義務はないといえます。
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